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Posted by 成川武史 - 2008.09.16,Tue
 ついに訪れた哺乳類の時代!しかし、我々のご先祖様である霊長類は、肉食獣から身を守るため、相変わらず木の上から降りられない暮らしを続けてました。ところが今から推定700万年ほど前、ついに2本足で立ち上がる霊長類が現れたのだった。人類(ヒト科)の誕生である。
 
 ところが、2足歩行が出来たといっても、早く走れるわけでもなければ、腕力が強くなったわけでもなく、立ち上がった分肉食獣に見つかりやすくなっただけなので、相変わらず木の上で暮らすしかありませんでした。
 
 しかし、厳しい気候変動により深刻な果実不足に陥ったため、人類は地上に降りざるを得なくなってしまい、肉食獣の食べ残した肉を食べて生き残る戦略に打ってでます。そしてこの決断が、人類に革新的な進化をもたらす事になります。それは、脳の巨大化です。
 
 人類の脳が巨大化した理由はよくわかってませんが、肉食の道を選んだ事と無関係ではないと思います。【肉】という質の高い食料を得るため頭と道具を使い、質の高い肉を食べる事で脳が活性化される事の繰り返しで脳が大きくなっていったのではと考える人もいます。
 
 そして、道具だけでなく武器も使えるようになった時、今まで狩られてばかりだった人類は、狩りをする立場になり、最強のハンターへと変貌していくのである。
 
 肉食の道を選んだ、ホモ・エルガスターの脳が700ml。狩りをするようになったと言われる、ホモ・エレクトゥスの脳が900mlと巨大化していき、ついには1400mlもの脳を持つ人類が誕生します。北欧を中心に繁栄したネアンデルタール人です。
 
 ネアンデルタール人は脳の大きさなどから、我々ホモ・サピエンスの祖先だと考えられていたが、化石のDNA解析結果からホモ・サピエンスとはまったく別系統の人類である事が明らかになります。
 
 現存する人類はホモ・サピエンスだけです。ホモ・サピエンスと別系統の人類でありながら同じ大きさの脳を持つ別の人類は、2万5000年ほど前に絶滅してしまいます。絶滅の原因はよくわかっていません。我々の祖先であるクロマニョン人に滅ぼされたという説もあります。
 
 直接の祖先であるクロマニョン人を、悪役にしたくない気持ちからなのかはわかりませんが、ネアンデルタール人の脳は大きいが上下につぶれたように低いので知能も低く、野蛮で獣的であるとの説も広まった。しかし、ネアンデルタール人野蛮説は覆されていく事になる。
 
 用途はわからないが、オオカミの牙で作られたペンダント状の物が遺跡から発掘されたり、埋葬されてた化石から数種類の花粉が発見されたため、死者を埋葬するだけでなく、現代人の様に死者を悼み花を添える習慣があったのではと今では考えられている。
 
 ネアンデルタール人(学名:ホモ・ネアンデルターレンシス)、世界で初めて花を愛した人類であり、その精神は、遺伝子的に繋がりはなくとも我々ホモ・サピエンスに受け継がれています。
 

参考資料
NHK地球大進化46億年の歴史
ディスカバリーチャンネル『狩るものと狩られるもの』
ウィキぺディア『ネアンデルタール人』
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プロフィール
HN:
成川武史
年齢:
52
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誕生日:
1972/01/12
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