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皆さんはこの日本が反日国家だと知ってますか?
Posted by - 2024.11.26,Tue
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Posted by 成川武史 - 2008.09.16,Tue
 ついに訪れた哺乳類の時代!しかし、我々のご先祖様である霊長類は、肉食獣から身を守るため、相変わらず木の上から降りられない暮らしを続けてました。ところが今から推定700万年ほど前、ついに2本足で立ち上がる霊長類が現れたのだった。人類(ヒト科)の誕生である。
 
 ところが、2足歩行が出来たといっても、早く走れるわけでもなければ、腕力が強くなったわけでもなく、立ち上がった分肉食獣に見つかりやすくなっただけなので、相変わらず木の上で暮らすしかありませんでした。
 
 しかし、厳しい気候変動により深刻な果実不足に陥ったため、人類は地上に降りざるを得なくなってしまい、肉食獣の食べ残した肉を食べて生き残る戦略に打ってでます。そしてこの決断が、人類に革新的な進化をもたらす事になります。それは、脳の巨大化です。
 
 人類の脳が巨大化した理由はよくわかってませんが、肉食の道を選んだ事と無関係ではないと思います。【肉】という質の高い食料を得るため頭と道具を使い、質の高い肉を食べる事で脳が活性化される事の繰り返しで脳が大きくなっていったのではと考える人もいます。
 
 そして、道具だけでなく武器も使えるようになった時、今まで狩られてばかりだった人類は、狩りをする立場になり、最強のハンターへと変貌していくのである。
 
 肉食の道を選んだ、ホモ・エルガスターの脳が700ml。狩りをするようになったと言われる、ホモ・エレクトゥスの脳が900mlと巨大化していき、ついには1400mlもの脳を持つ人類が誕生します。北欧を中心に繁栄したネアンデルタール人です。
 
 ネアンデルタール人は脳の大きさなどから、我々ホモ・サピエンスの祖先だと考えられていたが、化石のDNA解析結果からホモ・サピエンスとはまったく別系統の人類である事が明らかになります。
 
 現存する人類はホモ・サピエンスだけです。ホモ・サピエンスと別系統の人類でありながら同じ大きさの脳を持つ別の人類は、2万5000年ほど前に絶滅してしまいます。絶滅の原因はよくわかっていません。我々の祖先であるクロマニョン人に滅ぼされたという説もあります。
 
 直接の祖先であるクロマニョン人を、悪役にしたくない気持ちからなのかはわかりませんが、ネアンデルタール人の脳は大きいが上下につぶれたように低いので知能も低く、野蛮で獣的であるとの説も広まった。しかし、ネアンデルタール人野蛮説は覆されていく事になる。
 
 用途はわからないが、オオカミの牙で作られたペンダント状の物が遺跡から発掘されたり、埋葬されてた化石から数種類の花粉が発見されたため、死者を埋葬するだけでなく、現代人の様に死者を悼み花を添える習慣があったのではと今では考えられている。
 
 ネアンデルタール人(学名:ホモ・ネアンデルターレンシス)、世界で初めて花を愛した人類であり、その精神は、遺伝子的に繋がりはなくとも我々ホモ・サピエンスに受け継がれています。
 

参考資料
NHK地球大進化46億年の歴史
ディスカバリーチャンネル『狩るものと狩られるもの』
ウィキぺディア『ネアンデルタール人』
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Posted by 成川武史 - 2008.08.30,Sat
 6500万年前、ユカタン半島に落下した巨大隕石により恐竜は一斉に絶滅してしまいました。いや、恐竜だけではありません、恐竜時代を華やかに演出してくれた空の支配者翼竜や、首長竜、魚竜といった海生爬虫類までもが『K-T境界』と呼ばれる6500万年以後の地層から化石が発掘される事はありませんでした。

 体毛の生えてた哺乳類や羽毛の生えてた恐竜(恐鳥類)は、巨大隕石衝突の後に起こった『核の冬』を保温効果で乗り切ったと考えられてますが、その当時すでに出現してた蛇やワニが助かったのに、なぜ海生爬虫類は全て絶滅してしまったのかはよくわかりません。ハッキリしてる事は、約2億年続いた恐竜時代は幕を降ろし、恐竜に怯えながら夜中にコソコソと活動していた哺乳類にも地上を支配するチャンスが訪れたという事です。

 しかし、恐竜に代わって地上を支配したのは哺乳類ではありませんでした。爬虫類でもなく哺乳類でもない新しい支配者とは?それは、ディアトリマなどの巨鳥達でした。つまり、大きくて重量があるため空を飛べない巨鳥達が地上を支配していたのです。しかし、アジアだけは例外でした。世界中のこの時代の地層から巨鳥の化石が発見されてるにもかかわらず、アジアの地層だけは巨鳥の化石が1つも発見されていないのです。

 その理由は地形にあったと思われます。当時のアジアはアメリカ大陸と分断され、ベーリング海峡でかろうじて陸続きとなってたものの、氷にとざされてたため生物の行き来が出来ない状態でした。そのため、巨鳥のいないアジアでは哺乳類が進化と繁栄を繰り返し、アジアだけは肉食哺乳類『ハイエノドント』が生態系の頂点に君臨しており、私達の祖先である霊長類が誕生したのもこの時代です。

 大陸の支配者である巨鳥ディアトリマと、アジアの支配者ハイエノドントが顔を合わせる事なく恐竜絶滅から約1000万年後、統一王座決定戦の時がやってきます。それは、メタンハイドレードなどによる温暖化のため、氷で閉ざされてた道が通行可能になり、ついにハイエノドントはアメリカ大陸に進出したのです。

 体の大きさでは巨鳥ディアトリマに分がありますが、肉食哺乳類ハイエノドントの素早い動きに対応できず、ついにディアトリマは絶滅してしまいます。そして、ハイエノドントがディアトリマを滅ぼして雄叫びをあげた時、恐竜支配から約2億年続いた長い長い暗黒の時代から抜け出し、真の哺乳類の時代が幕を上げたのです。

 ついに訪れた哺乳類の時代!にもかかわらず、我々の祖先はハイエノドントなどの肉食獣が怖くて木から降りる事の出来ない暮らしをしていたそうです。頑張れ祖先様!人類誕生まであともう少し!
Posted by 成川武史 - 2008.06.09,Mon

 動物に『意識』があるのは周知の事実ですが、植物も生命なのだから『意識』は存在するのだろうか?
 
 そんな疑問を持ったアメリカの「クリーブ・バクスター」氏が1966年におもしろい実験を行っいました。実験の内容は「ドラセナ」という木をウソ発見器にかけて尋問したり、拷問したりするという実験であった。実際にライターで葉を焼いたのではありません。彼が驚いたのは、葉を焼いてみようと思った瞬間、うそ発見器が突然反応し、ポリグラフには、”のこぎり”の歯のようなギザギザの跡が描き出されたのである。
 
 しかも、この変化が、感情的に興奮している人間の反応によく似ているということでした。
 
 同じ花を2つ用意して、片方はクラシック、もう片方はロックを聴かせながら育てると、クラシックを聴かされてる花は綺麗に咲き、ロックを聴かせてる花は枯れてしまったという実験結果もあるようです。
 
 肉食を野蛮な行為という理由で菜食主義の方をとやかく言いませんが、植物を育ててる方はペット同様愛情を込めて育ててみて下さい。今まで以上に綺麗な花を咲かせてくれるでしょう。

books017012.jpg 
植物にウソ発見器をかけた時のポリグラフ

Posted by 成川武史 - 2008.05.07,Wed
『人類滅亡後地上を支配するのはゴキブリである』
と言った学者さんがいたそうだが、本当に支配するかどうかはともかくこのゴキちゃんが誕生した3億年前の石炭紀に我々人類の祖先はまだイクチオステガというオオサンショウウオのような両生類でした。

【地上支配】 
そしてベルム期に両生類から哺乳類型は虫類(我々の祖先)と獣型爬虫類(恐竜の祖先)の2種類のは虫類に枝分かれしたあと我々の祖先は恐竜の祖先よりも繁栄に成功し、このまま繁栄を極めていくかに思われました。

【大量絶滅】 
しかし、繁栄か長く続きませんでした。現在のシベリアで突然地割れがおこり、そこから地球内部のマントルが噴出してきたのです。火柱の高さは2000メートル、これは現在観測されてる火山の最大噴火の10倍の高さになります。大量に噴出されたマントルは容赦なく我々の祖先に襲いかかり、さらにマントルと同時に排出される二酸化炭素で地球の気温はどんどん上昇していき、ついに海底に眠る『メタン』まで目覚めて赤道付近で6度、南極や北極では25度ほど気温があがり、95%の動植物が死滅するかつてない大量絶滅を迎えてしまいます。

【繁栄再び】 
それから約1億年後、再び地上に生命が活気を取り戻しますが、それは恐竜時代の幕開けであり、我々哺乳類の祖先達の出番などありません。我々の祖先は恐竜から隠れるため体を小さくして、1億5000万年もの間恐竜に脅えながら生活する事になるのです。
 
哺乳類にとってはまさに暗黒の時代と言えるでしょう。
Posted by 成川武史 - 2008.04.09,Wed
海-川=?

海の成分から川の成分を引くとどのような成分が残るかご存知でしょうか?今日はそのお話をしたいとおもいます。
 
今から遡ること3億6千万年程前の太古の海では、最初の生命である『シアノバクテリア』から多種多様に進化した様々な生命で満ち溢れ、生存競争も当然の事ながら激しくなってきました。当時海を支配していたのはアノマロカリスなどでした。弱者は住むとこを追いやられ浅瀬に逃げ込み、酸素の薄くなる干ばつ期に海面で口を金魚のようにパクパクさせる事で命をつないでるうちに肺呼吸を覚えるようになりました。
 
そんな浅瀬が安全なのもつかの間でした。さらなる新天地を求め浅瀬から川に移動しようとしたがなかなかすんなりとは行きません。川は海に比べて足りない成分が多いため海で誕生した魚達にとって大きなハードルとなったのです。そして魚達の中で川に足りない成分を補うため体内にあるものを作る事に成功したものだけが川で生活する事に成功したのです。
 
そのあるものとは?
 
骨です。
 
骨を持つことで体内に海を作る事に成功したのです。宇宙に行く時宇宙服が必要なように、川や陸にあがるのに骨は欠かせません。今現在海にいる骨のある魚は一度生存競争に敗れ川で生活してて海に戻った魚達です。海を追われて手に入れた肺は海に戻ってからは浮き袋となっていったのです。
 
そして川に残った魚達の中にユーステノプテロンという魚がいました。これが我々人類の直接の祖先だと言われてます。ヒレに7本の骨があるのが特徴です。
 
我々人間も胎内で誕生する時、海と同じ成分で出来た羊水で誕生します。そしてようやく赤ん坊らしい形になりドラえもんのような手になった時、指の骨がユーステノプテロンと同じ7本になって、そこから5本指へと成長していくのです。
 
そして安住の地を手に入れたつもりのユーステノプテロンが川での生存競争に敗れ陸にあがるため両生類、さらに爬虫類へと姿を変えていくのですが、それはまた後のお話し

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